こんにちは、カフェインレスです。
今日は、子供を読書好きにする1日5分の関わり方と、読書をする事のメリットを紹介します。
ぼく自身は小さい頃から本を読む事が好きで、よく本を読んでいました。
そのおかげかどうかは分かりませんが、国語の勉強自体は苦手でしたが、
国語の成績にはあまり困ったことがありません。
大人になってからも読書好きの友人とはすぐに話しが合ったり、
本を読んでの勉強が苦にならないため、
分からないことがあったら、とりあえず本を読んで勉強します。
ぼくは娘にも本好きになってもらい、同じ小説を読んでその感想をシェアし合ったりとか、
(ついでに)娘が勉強等に困らないで欲しいなーって思い、
今は娘が本好きになるように、心理学を応用した関わりを一日5分~15分だけやっています。
お子さんを本好きにしたい場合は、参考になると思います^^
読書は学校の成績と関係がある?
ぼくは、子供が本を読むようになるのは、小さいときの親からいっぱい読み聞かせて貰った経験があるからだ、って思っています。
というのも、ぼくの家は3兄弟なのですが、
母親が言うには、ぼくと2番目の弟には頑張って絵本をたくさん読んだらしいんです。
(記憶はないんですけどね)
けど、末っ子には全然本を読んであげれなかったらしいんですね。
そうすると、ぼくと弟は気が狂ったように本を読んでたんですが、
末っ子だけはあまり本を読まない子になってしまいました。
もちろんそれは個人差なのかもしれませんし、弟は弟で立派な社会人なので、
本を読まないことで受けるデメリットも特にないと思ってはいます。
ちなみに、読書を読んだから成績が上がるのか?という問いには、
31日間読書マラソンを行ったら国語の成績がちょっとだけ上がった、という結果が米国で出ています。[*1]
また、日常的に読書をしている子供や、小さいときに読み聞かせをした子供の成績は数の通り総じて高いですが、これが読書に依るものかどうかは分かっていません。
それは、教育熱心な親が子供に読書を勧めたため、他の教科でも成績が上がったのか、読書をしたから成績が上がったのかは分かっていないためです。[*1]
とはいえぼくは、将来娘と小説の感想をシェアしたいんです笑
なので娘に読み聞かせをして、読書好きになって貰いたいと思っています。
読み聞かせの過酷さ
少し前までぼくは元々、娘が寝る前に一緒に絵本を読んでいました。
最初は楽しいんです。ちなみにその頃の娘は2歳半ぐらいですね。
あぐらをかいて、その上に娘を乗せて、娘が選んだ絵本を話の抑揚をつけたりして、
奥さんに「楽しそうだねー」と言われながら、
キャッキャして絵本を読めるんです。最初は。
けど、5冊も読んだ頃になると、ぼくの最初の元気はどこへ行ったのか、
「もうそろそろ寝てくれないか。。」という気持ちになり、
10冊も読むと、
「勘弁してくれ~…。」と、声もカスカスになりますし、精神的にもぐったりします。
けど、娘はまだまだ読んで欲しいみたいで次から次へと本を持ってきます。
ぼくとしては、娘を寝かしてから自分自身の仕事をしたいので、
しまいには寝ない娘に対してイライラしてしまいます。
でも読み聞かせを辞めるとすごく怒られるので、なかなか辞めにくいんですよね。。。
なので、ぼくが「もう無理」ってなるか、娘が寝るまでは読み続けます。
また絵本って、当日は1回ずつしか読まないんですけど、
日をまたぐとまた同じものを読むので、
どうしてもぼく自身が飽きてしまって、読んでいる最中に意識が遠のいてしまいます。
そうすると娘から、
「パパ起きて!!おーきーてっ!!」バシバシ!!と、
めっちゃ顔を叩かれます。目を無理やり開かせられたりもします。ほんと凶暴です。
これがまた地味に痛いので、何とか気を取り直して読み始めるんですけど、
またすぐに寝てしまって、叩かれてを繰り返し、
結局寝てしまって、3時頃にハッと起きる…という事もしばしばでした。
読み聞かせをすると、エンドレスになるか、途中で辞めて娘が泣くか、ぼくが寝落ちするか、というほぼ3択で、娘が先に寝てくれるという事も滅多になかったので、
あまりの過酷さに、次第に読み聞かせから遠ざかっていました。
そして、読み聞かせしてあげたいんやけどなー…と、少しだけ自分も責めてしまっていました。
「ユダヤ式+習慣化」で読み聞かせが復活
そんなおり、こんな文章に出会います。
「三つ子の魂百まで」と言われるように、愛情という「快」は大きなエネルギーとなります。
ユダヤ人には天才が多く、本をたくさん読むことで知られています。
ある研究によって、その理由が解明されました。ユダヤ人は幼少期に、父親の温かい膝の上に乗せられ、水アメを食べさせてもらいながら聖書を読んでもらうそうです。つまりあたたかい体温、甘い水アメ、優しい声に包まれているのと同時進行で本を読むという習慣が身についたのです。
平本あきお「なぜ、あなたのやる気は続かないのか」[*2]
この文章を読んでなるほどー!!と思ったぼくはさっそく実践しました!
まず、本を読むのは朝の5分にし、その際にチョコレートやお菓子をあげなながら、娘の選んだ本を読みます。
そして一冊読み終わると、食卓に移動して朝ごはんを食べるという方式にしました。
朝だからこそ、お菓子をあげることが出来ますし、
読み聞かせ後も、
娘はもっと読んでー!!と毎回言ってくるのですが、
朝ごはんがあるため、意識がそっちにいくので、割とご飯に向かいます。
またぼく自身も、これなら短時間で終わるので、毎日続けられています。
娘に本を読んであげられたなー、という心地よさがあるので、朝から気分もあがります。
「本を読んでいる時の心地よい感覚」と、「お菓子から得られる気分の高揚」これを提供し続けていたらきっと娘も本好きになるのでは、と思っています。
朝の5分だけなら負担も少ないですし、めっちゃ喜んでくれるので、すごくオススメです。
子育てに少しでもお役に立てると嬉しいです。
オススメ記事・引用
今回は娘の読書週間でしたけど、自分自身の習慣も変えることが出来ます。
習慣化のセミナーに参加して、そのセミナーで学んだことを記事にそのまま込めました。
本記事がより理解できるようになります。
*1 元々は学力の経済学という本から引用する予定でしたが、こちらの方が分かりやすかったので、同著者の記事から引用しました。
読書は子どもの学力を上げるのか?
慶應義塾大学 中室牧子氏
中室牧子さんの「学力の経済学」もオススメです。
グーグルブックでも読めます。
*2 今回のぼくの行動の元になった平本先生の著書です。
文庫本ver