セル内にある文字が何個あるか調べたい時は
SUBSTITUTE関数とLEN関数を用います。
では、実際にwikipediaのEfficiencyの項目で、
各アルファベットがそれぞれ何文字使われているか、
調べるシステムを作ってみます。
https://en.wikipedia.org/wiki/Efficiency
ちなみにアルファベットであればなんでも使えると思います。
シャーロック・ホームズの小説にもありましたよね。
懐かしいですね。
Efficiencyの項目の導入部分をコピー&ペーストで
エクセルに入力します。
すると、下記の様に5行に別れることが分かりました。
少し場所を移動し、A1セルに全ての文章を
つなげたセルを作成します。
次に、小文字を全て大文字にしてしまいます。
小文字と大文字が別のアルファベットと
認識されてしまうためです。
A2セルに大文字化の関数を書きます。
=Upper(A1)
最後に、大文字化した文章の文字数を計測します。
計測にはLEN関数を使います。
続いて、各アルファベットの準備をします。
A-Zまでを各セルに入力します。
SUBSTITUTE関数を使って、B列に各アルファベットを削った文章を作成します。
C列でB列の文字数をLEN関数を使って算出します。
その後、A3セルで計測した文字数と比較すると、
アルファベットのAの個数を算出できます。
あとはオートフィルをを行うと完成です。
ホームズの言うとおりでしたね!
何がホームズの言うとおりなのか、
ネタバレは嫌なので、本を読んでみて下さい。
シャーロック・ホームズの帰還 (角川文庫) [ アーサー・コナン・ドイル ]
もしもっと見栄えの良い仕組みを作ろうと思ったら、
UIを整えれば、もっとかっこよく、使い勝手の良い仕組みに出来ます。
ただ、中身はこれで完成ですね。
PS. アルファベットもオートフィルでA-Zまでを書くことができます。
A1セルに下記の様に記述してオートフィルしてみてください。
=CHAR((ROW()+64))
需要があればもっと詳しく書きます。
使った関数一覧
SUBSTITUTE
LEN
UPPER
相対参照と絶対参照とオートフィル
アルファベットとオートフィル